代表あいさつ
〜 ベトナムでのギターとの出会い 〜

私とアコースティックギターとの出会いは、もうかれこれ30年近くになります。中学生の頃は、日本のフォークソングやビートルズの曲を練習しては、独りで弾き語りを楽しんでいました。
当時はバンドブームということもあり、高校生になるとアコースティックからエレキギターに持ち替え、バンド仲間とビートルズ、レッドツェッペリン、クリームなどブリティッシュロックバンドのコピーやオリジナルの曲でライブハウスなどで演奏していました。当時のブリティッシュロックはアメリカ奴隷時代の黒人たちが作ったブルースの影響を強く受けており、そこからロバートジョンソンなどのブルースに傾倒していきました。大学時代にはブルースユニットを組んでライブハウスでの演奏活動をしていました。演奏も好きですが、幼少時より分解や改造好きでもありましたのでギターの調整やメンテ、改造も好きで弄りまわしていました。

近年、仕事でベトナムに訪れることがしばしばあり、ギター趣味の私は、ベトナムのお茶の水、グエン ティエン トゥアット通りに並ぶギターショップを物色していたのです。そこで出会ったギターたち・・・
ベトナムの職人魂と素材に触れて、日本の特に若い人たちにもっと手軽にアコギの真の魅力を感じてほしいと思ったのです。日本では初心者の方やお金のない学生は、なかなかオール単板ハンドメイドギターに接することができません。それはとても悲しいことです。本物には魂が宿っています。本物に触れれば、きっと人と対峙するような息遣いを感じられることでしょう。Griffithのギターがあなたの人生のよき相棒となれれば幸いです。


2017年9月 Griffith Guitars 代表 荻原 利一




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